Bolivar 5ta AvenidaとBolivar Especiales No. 2 のファーストインプレッション

最後にEdicion Regional葉巻をファーストインプレッションとして紹介してからずいぶんと時間が経過した。全てのER vitolaの動向をおさえるには、とにかく数が多過ぎるし、何よりも、最近のEdicion Regional葉巻の大部分は私を少々退屈させる。昨年ドイツ市場向けに発売されたER葉巻 Bolivar 5ta Avenida(ボリバール 5タ アヴェニダ)とBolivar Especiales No. 2(ボリバール エスペシアレス No. 2)が久しぶりに私の気を惹いてきた。

この二本のER vitolaの決定プロセスはユニークであった。ドイツ輸入業者が、その決定に愛煙家たちの口をはさませたのである。実は、この二本、世界で始めて葉巻喫煙者たちの投票により選ばれたER vitolaなのである。投票のためのオーガナイザーの呼びかけに応じた556人のスモーカーはオンライン投票し、ボリバール葉巻二種のER vitolaを選択した。もちろんこの時点で、Habanos SAが注文を受け入れて実際に葉巻を生産するかどうかは決定されていなかったが、ドイツ市場の願望にHabanos SAは従い、2本の葉巻は、昨年後期ドイツ市場において見事にリリースされた。

投票で第1位に選ばれたBolivar 5ta Avenida (リングゲージ50、184mm)は、非常に評価の高い2007年のEdmundo Dantes El Conde 109 (エドマンド ダンテ) ER葉巻 “El Conde 109″のvitola galera名と同じである。この結果は多くの投票者たちの心の内に、”El Conde 109″の再来を望む気持ちがあったと考えられる。私も期待して火をつけた。結果は器量の良い葉巻だが、私が期待したボリバール葉巻のブレンド仕上げとは少し違っていた。5ta Avenidaは軽過ぎて、私には甘過ぎる。ブレンドもこのサイズなのだから、大きなBolivar Coronas Extraのようだったら良かったのに。個々の好みなど・・・こんなものである。

投票で2位になった葉巻はサイズ的にも面白いシガーである。スリムな Bolivar Especiales No. 2 (リングゲージ38、192mm)は、1970年代後半に作られた幻のボリバール葉巻と同じ”Delicado” vitolaである。新しいER 2009版には、スリムなリングゲージの葉巻だけが提供できるフレーバプロフィールがよく生かされている。複数の非常にすばらしい土の風味が強く立つ革のような芳香によく結合している。私が吸った僅か数本のエスペシアレス No. 2があともう少し強く巻かれていたならば、完璧に近い葉巻であった。Bolivar Especiales No. 2は、この”Delicado” vitolaでキューバ葉巻がしばしば欠点とされるドロー問題を避けるために、あえて巻きを少し甘くしたのかもしれない。

結局、2本とも驚くほどおもしろい葉巻であった。20本入りの箱 (5ta Avenida)と25本入りの箱 (Especiales No. 2)、そして、実用的なそれぞれ2本づつ4本入りのボックスで手に入る。

Posted: January 22nd, 2010   |   Category: キューバの葉巻 | ファーストイインプレッション