Making of Honduran Puro CigarsMaking of Honduran Puro シガー

葉巻の作り方

60年代の前半まで、米国の葉巻製造業者はキューバのタバコに完全に依存していたが、 差し迫ったキューバとの通商停止に備えて代用源を素早く見つける必要があった。そして探索は始まった!

Jamastran ValleyはTino Argudin氏によって発見され、彼が同伴したのがJulio Eiroa であった。「ホンジュラスのJamastran ValleyほどVuelta Abajoに似ている土壌はどこに行っても見つけることはできないだろう」と感じたEiroa氏はそれ以来ずっと Jamastran に残留した。ほとんど40年後、Julio Eiroa 氏が創立したTabacos Rancho Jamastran社は、3,300人の労働者を雇用して、年に2千万本の葉巻を生産できる1,500エーカーの葉巻畑を持つメーカーに成長した。今日、Tobacos Rancho Jamastran社は葉巻産業中で、種子からシガーショップの棚まで自社の製品を自身でコントロールすることができる数少ないメーカーの中の一社である。

Jamastran谷はホンジュラスの首都、テグシガルパ市からほぼ44マイルの東に位置している。Jamastran谷をタバコを育てるのに非常に適している場所とする2つの要因は、土壌のための理想的天候および鉱物の構成ある。ホンジュラスの理想的作物季節は10月から12月まであるが、Tobacos Rancho Jamastran社は1500エーカーある畑で年間およそ150万ポンドのタバコを産出している。何百万のシードはプランターで発芽させ、手作業でひと芽づつフィールドへ移植される。


Tabacos Rancho Jamastran 社は主として有名なCorojoタバコとコネチカットラッパーを生産している。バインダーとフィラーも、もちろんハバナ種子から自身で生産している。葉巻を生産するためのタバコをすべて自身で育てていることによって、彼らは他の供給者に依存することなく品質を保つことができ、その上コストダウンにも役立ち、消費者のもとへ葉巻を届けることができる。タバコ農民としてのEiroaファミリーは、ひと苗ひと苗をまるで人であるかのごとく見分け、状態を知ることができると言っている。


タバコの葉を摘む作業は、何千人もの労働者を要求する。完全な手作業で一度に一枚の葉づつ、苗から苗へ1列づつ、葉摘みの作業は行われる。熟練を積んだ者だけが行うことができる作業である。摘まれた葉は乾燥させるための小屋で乾かされる。摘んでから時間をおくと、微妙なタバコ葉が傷む怖れがあるので、小屋は通常フィールドから接近している距離に設置してある。約45日間タバコの葉は小屋の中で乾燥させられる。


小屋に置かれる45日間は発酵プロセスの始まりにすぎない。本格的な発酵は「pilones」中で行われる。この工程こそタバコの取り扱いの経験が試され成果につなげることができる工程である。「pilones」の中の発酵は蒸発と熱によってタバコから余分なものを取り除く。摘まれた一枚一枚の葉が必要とするそれぞれ違った湿度で管理しなければならない。この段階で、ブレンダーは、タバコの味および強さをコントロールし始めることができる。タバコを発酵させて選別処理することは、少なくとも15か月を必要とするプロセスである。


タバコという植物が適当な気候と十分な労働力を必要とするため、ホンジュラスのDanliはタバコにとって最も都合のよい町である。この地方の職人は葉巻を作るために必要な才能を持っていることを示した。葉巻を作る芸術をこれらの若き職人に教える、多くのキューバからの亡命者もいた。ホンジュラスにおいてのタバコ文化の始まりだった。Tabacos Rancho Jamastran社はDanliに創立され、初年度から約400人の労働者の雇用行った。今日では、3,300人の労働者の内、ローラーだけで400人を越えている。


変化に富んだ特別のラッパーが異なる20ものグレードを産みだす。色におけるこの変化は味に影響しないが、見た目を左右するためTabacos Rancho Jamastran社では、同じ箱に詰められる葉巻のカラーときめが同一になるように特別の注意を払っている。葉巻の最後の選別は正確に行われ、葉巻工場において特に時間をかけらる作業である。すべての葉巻は異なる3人の人々によって一本づつ検査され、箱に詰められる前にエイジングルームでさらに数カ月寝かされる。


Tabacos Rancho Jamastran社はこの産業においてとても生産的かつ効率的である箱工場を所有している。1ヶ月当たり83,000箱を越えるボックスを生産し、他メーカーのボックス注文も受けている程である。スペイン杉使用量がとても多いためその絶滅を防ぐためにも、Tabacos Rancho Jamastran社はあえて使用量の多い一枚板を諦め合板杉をボックスに使用することを選択した。もちろんスペイン杉伐採を防ぐため政府によって計画管理された「プロジェクト森林」からのみ買入れている。


熟成がすすみ、市場に出荷できる葉巻が完成すると、バンドを巻かれ箱に詰められる。一粒のシードから葉巻となって私達の手に届くまで、長い時間とたくさんの手がかけられている。