葉巻の無いフランク・フォリス氏をイメージすることはほとんど不可能である。これだけ葉巻がよく似合う人というのもめずらしい。吸い方もうまくて粋(いき)で、葉巻を噛んではしまうが、吐いた煙は細く空中にひろがる。彼は、日本における貴重な葉巻スモーカーの一人である。蘊蓄かたむける葉巻鑑定家などではなく、真に喫煙を楽しむことを知る葉巻人といえるだろう。フランクが粋に葉巻を吸いこなすのも30年以上日本にいたかもしれない。生まれながらの日本人より、怏々にして異国の人の方が日本の美意識をちゃんと持っていたりする。彼は、知っている、都市(まち)の片隅で静かにゆっくりと葉巻をくゆらし楽しむことを。
CigarJapan.comは、彼と葉巻について大いに語らうために、彼が行きつけのBarで会った。
CigarJapan.com:フランク、あなたと葉巻は本当に似合っていると思います。
Frank Follis: やー、ありがとう。私は、同じことを前に告げられたことがあります。その女性はたいへん美人でした!(笑)
CJc: それにしても、あなたのシガーの吸い方はなかなか堂に入っていると思いますよ。ゆったりとして。もう葉巻を吸って何年くらいになりますか?
FF: そうですね、15年くらいになりますか。
CJc: ここ日本で葉巻を始めたのですね?
FF: そうです。私は紙巻煙草を吸っていました。私の好みのブランドは、"More"でした。ちょうど、その名前が意味するように、私は更に喫煙し、もっともっと多く本数を重ねてしまいました。だから葉巻が煙草の本数を減らすのに役立つのではと考え、葉巻を試してみることにしたのです。
CJc: 紙巻煙草から葉巻に変わられて、まずどんな葉巻を吸ってみましたか?
FF: その時、日本の葉巻の選択の幅は非常に小さいものでした。葉巻といえば2、3のキューバのブランドのものしかなかった。しかし、それらの価格は、私の範囲では無い。したがって、私は、乾いた葉巻、値段もリーズナブルな"King Edwards"を買ったのです。まあ、最初はどこかでスタートしなければならないでしよう。その他にも吸いましたが、吸い口にプラスチックがついているもの。ブランド名を思い出すことができない。
CJc: あー、マウスピースを持つ葉巻ですね。あなたが今吸っている葉巻を噛んでいるのは、おそらくそのせいでしょう(笑)。
FF: そうですね。古い習慣は、やめがたい!
CJc: しかし、今、あなたはプレミアム葉巻スモーカーです。その経緯は?
FF: 知り合いの女性が、私のために買ってきてくれます。
CJc: あなた自身では葉巻を買わないのですか?
FF: もちろん、私は自分のために葉巻を買います。私の毎日の葉巻はたいてい、六本木交差点の近くRoppongi Tobacco Center、または、五反田におけるNomura Tobacco Shopのような店で買いに行きます。これらの店には、適正な価格で良い葉巻の幅広い選択がある。ラ・エミネンシアのブランドは、それらのうちの1つですね。しかし、特別な時のために、知り合いの女性が赤坂見附のCigar Shopで買ってくるMontecristoがなんと言っても私は好きだ!
CJc: あなたは葉巻喫煙にそれほど金銭を使わないのですね?
FF: まあー、時折、私は間違えて買うことがあります(笑)。2年前に私はロンドンに行き、Heathrow空港で2、3のMontecristoをピックアップしました。箱上の価格ステッカーは、100を示していました。私は米国人であるから当然それはドルと理解しました。私はクレジットカードで4箱も買ってしまった。なんと浅はかな!それは400英ポンドであったのです。しかし、それらは、やっぱり良い味がしました。
CJc: あなたは日英翻訳者として働いていらしゃいますが、仕事上において葉巻を吸ったりしますか?
FF: いいえ。私は、夜、一杯飲むために外出して葉巻を楽しみます。しかし、近ごろ、郊外にある私の家の中庭で良い葉巻を吸うという喜びを見出しました。年齢を重ねるにしたがい、品質、そして時間は、重要になると思います。
CJc: フランク、おもしろい話をどうもうありがとう。また一緒に美味しい葉巻をやりましょう。
|