不思議な葉巻 Conservas

conservas cigar

Perhaps the most interesting part of this cigar is the obscure packaging. A reversed H. Upmann paper sheet, imprinted with a few specs such as the cigar's vitola "Cremas", and the factory's name.

時々、その存在が全く知られていない,自他共に認める葉巻愛好家である私でさえ知らない葉巻に遭遇することがある。私と葉巻とのとても濃い関わりを超え る出会いだ。アメリカが葉巻ブームのまっただ中にいた頃、新しい商標は頻繁に現われて、そして儚く消えた。その頃でさえ、私が知らないキューバ葉巻に出 会うことは滅多になかった。その稀少な出会いの1つが、「Conservas」という商標を冠した葉巻だ。

キューバを旅行した友人から最近この葉巻を入手した。彼は地方の煙草店で「Conservas」を見つけ、驚き面白がるにちがいない私の顔を思い浮かべ ながらこの葉巻を買ったと言う。もちろん、その煙草店はキューバのある地方の街角の煙草店で、米ドルが必要なHabanos Shopではない。

数年前私がキューバを訪れた時、可能なかぎりハバナ地方のたくさんの煙草店を覗いたが「Conservas」ブランドと出会うことはなかった。友人の思 惑どおり、私は歓喜して「Conservas」と対峙した。

第一印象はユニークなパッケージだ。25本の葉巻は特別な紙のシートに包まれていた。よくよく見ると、この紙シートがミステリーの固まり。紙シートは裏 返して使われている。もともとの印字された文字は、「H. Upmann」の商標。さて、これは、高貴な系図に関わりがあるのか?謎は謎のままにさらに目を 凝らすと、新たに印刷された表面には鈍いスタンプ状の仕様書。ほとんどの単語の判読は難しいが、この葉巻のVitolaが「Cremas」で 「Empresa Tabaco Tor??」と呼ばれる工場で作られたことは何とか理解できた。

ラッパーは油っぽいマデュロ色。当然この葉巻は機械バンチ、キャップだけはハンドフィニシュ。うーん。いい作りだ。ボディーはミディアム、「Jose L. Piedra」葉巻に似ているが、もっと土の香りがする。すなわちキューバの東部で育てられたタバコからの混合がほとんどであることを示す。よい吸 い込みとよい燃え方がこの葉巻との時間をとても楽しいものにしたことは言うまでもない。

友人によれば、1バンドルの25本の「Conservas」は、約2~3米ドル分のペソ。ああ、ポケットの中に数ドル持って、キューバにいたら・・・。 柏餅は食べられないけれどね。

Posted: March 5th, 2003   |   Category: キューバの葉巻