7年寝かしたキューバ紙

news4965本入り梱包のCohiba Coronas Especialesは最近流行りのプティパッケージのはしり物の一つである。私は密かにこれを「免税パッケージ」と呼んでいる。紙箱に納められたCohiba は紙臭さばかりが鼻につき、本来持つ葉巻の香りを消してしまう。 しかし、それにもかかわらず、人々は予算内に収まるちょっとした贈り物として、空港でこのプティパッケージを買い求め、 時には私のもとにさえそれが届くのである。 通常、こういうパッケージはとりあえずヒュミドールに納められ、しばらくは忘れられた葉巻となる。私は紙のにおいを纏った葉巻は好きではない。 ところで、先週末、特別な意図もなく1998年のパッケージを開いた。驚いたことに、癇に障る紙のにおいは姿を消していた。多分 紙は老朽化したのだろう。別な言い回しなら、和紙を扱う専門家たちがあえて何年か紙を寝かすことを踏まえ、おそらくキューバの紙も熟成するのだろう。

Posted: August 9th, 2005   |   Category: 包装・デザイン