博覧会場のオアシス

news471愛知万博のような大規模なイベントで世界各国のパビリオンをいろいろ回ってみると、より高度な技術を有している国はどこなのかと選択を迫られる息苦しさを感じる。自国の利益をはかるための大イベントだから、各国の熱意は相当なものであり、21世紀の博覧会はやはりハイテクが勝負らしい。ハイテクニックの分野で自己満足できるほどの見世物のない国は、さぞや辛い存在だと想像するのだが、キューバ館が思いのほか爽やかである。小さいパビリオンにあるのはカクテルを出すバーと葉巻。それ以外はほとんど何もない。キューバの有名なカクテルは驚くほど安く、葉巻は我が国の小売定価を遵守している。先端技術が競い合う砂漠の中でオアシスとなりながら、キューバ館は自国を強烈にアピールしている。

Posted: June 14th, 2005   |   Category: 葉巻なイベント