葉巻に合うグァヤベラ・シャツ

guayabera1葉巻スモーカーのファッション・イテム、グァヤベラ・シャツ (Guayabera)
暑くなければ夏ではないのだけれど、この夏の暑さには少々堪えている。熱帯地方とほとんど変わらない日本の夏の高い気温と湿度の中で夏を楽しむには、それなりのアイテムが必要かと思う。こういう季節にどんな衣服を着用するかカリブの住人に尋ねれば、答えは1つしかない。「グァヤベラ・シャツ」軽い綿または麻で作られていて、フロントはプリーツか刺繍でアクセントづけされ、必ず大きな4つのポケットがある。彼の地では、貴族から貧しい人々までに愛されている典型的なオーヴァーシャツである。

葉巻にとって暑い夏は、歓迎すべき季節である。個人的には一番葉巻が美味しく感じられるベストシーズンと思っている。「グァヤベラ・シャツ」を着用し、空調のきいた部屋を出て夏の葉巻を楽しむ。もちろんポケットには最高のアクセサリー、3本の葉巻を差し込んで。悪くない。グァヤベラ・シャツが葉巻メーカーたちの間で半ば公的なユニフォームになっているのは少しも不思議ではない。

guayabera3グアヤベーラ・シャツの歴史は明らかにされていない。スペインの大地主が、彼の葉巻を持ち運ぶための大きなポケットを備えたシャツを要求したことから作られたという逸話。他にも、フィリピンからの中国の奴隷商人によってシャツがもたらされたという逸話もある。歴史はともかく、グァヤベラ・シャツがキューバに出現されるやいなや、キューバ全土から受け入れられシンボル化していった。アーネスト・ヘミングウェイはキューバ滞在中それを彼の公式ユニフォームに選び、毎日着用した。フィデル・カストロは軍服以外では常にこのシャツを着用し、カストロ政権下では、それが政治的な紋章ともなった。といっても、グアヤベーラ・シャツはキューバだけのものではない。メキシコでは「結婚シャツ」と呼ばれ、どんな形式の場でもぴったりフィットする流行アイテムとして人気がある。国の境界を越え、グアヤベーラ・シャツはラテンアメリカの文化の中で品格があると認知された男のシャツとなった。

国境を越え、クラスや年令も越え、人々に愛されてきた「グァヤベラ・シャツ」。あなたが夏が好きな葉巻愛好家ならば、あなたの葉巻が収まる場所はもちろん「グァヤベラ・シャツ」のポケット。何とか入手して欲しい。

Posted: July 9th, 2001   |   Category: シガーアクセサリー