馳星周の葉巻馬鹿の新連載

news428月刊Playboyの5月号に、作家馳星周の「俺流」シガーの新連載が始まった。日本のプリント・メディアにおいて、某かの企業臭もない葉巻についての記事が載ることは本当に珍しいことである。馳星周の葉巻に対する情熱がそれを実現させ、赤帽倶楽部が協力している。葉巻馬鹿馳星周の天国への道は『日本でだれよりも葉巻に対する深い知識を持っているのは、自腹を切り、世間の冷たい目と戦い、それでもなおかつ葉巻がもたらす悦楽に淫している喫煙者なのだ』という言葉に言い尽くされている。

葉巻に本当に出会ってしまった愛煙家が踏み込まざるをえない、蟻地獄の先にある天国である。言葉に多少企業バッシングが含まれている事は致し方ない。実際に葉巻を買い、葉巻を吸う人が、いつの時代においても、最高の権力者である。天国を得るための近道はないが、すべての愛煙家は可能性を持つ。但し、長年熟成された葉巻にかかわるにはそれなりの資金力が必要である。時の流れは人にも、物にもプレミアムを要求する。同銘柄において熟成させるという時間的な価値を金額に換算できない小売定価の法制度のもとでは、時という高価な衣を纏った葉巻の販売は難しい。馳星周が好む熟成された葉巻を日本で購入出来ないのは企業のせいだけではない。

この点へのバッシングは違う所へ話しかけてほしい。いづれにしても、達者に言葉を操ることができる葉巻愛煙家の存在はうれしい。

Posted: March 29th, 2005   |   Category: 葉巻の本