Montecristo Open (モンテクリスト オープン) のファーストインプレッション

montecristo open今年のHabanos Festivalで参加者に紹介されたモンテクリスト・オープン葉巻ブランドがまもなく世界市場にリリースされる。このブランドの存在理由については、大きく意見がわかれているところである。よく知られているモンテクリスト葉巻ブランドに、初心者むけの新しいvitolaシリーズがはたして必要であるか、と声高に意見する愛煙家たちがいる一方、このようなブレンドは今までのキューバ葉巻生産には存在していなかったから、面白がる愛煙家たちもいる。もしHabanos SAがオープンシリーズのブレンドをわざわざ「ドミニカぽい」仕上にすることをねらっているのならば、あえてモンテのリング付きにしたことに私はかなりがっかりしている。最近はハバノに落胆させられることが多いけれど、きっと私に分からない「鋭い」マーケティング作戦があるのだろう。

手元にある全オープンvitolaの見た目はいい。なめらかなコロラド色のラッパーは、非ハバナ葉巻に多く使われているH2000のような印象を与える。作りもよいし、吸いこみもいい。好みに合わないのは味である。軽いボディーの中に草のテイストが主役を張り、苦さがフレーバ・プロフィールの特徴となっているのだが、特にリングゲージの太いvitola、Master (リングゲージ 50、124 mm)とEagle (リングゲージ 54、150 mm)は特徴となる苦さが威圧的に迫ってくる。Regata (リングゲージ 46、135 mm)とJunior (リングゲージ 38、110 mm)vitolaでは大きさのせいか、草のテイストでも苦さはそれほど気にならない。しかし、退屈なフレーバ・プロフィールであることは四つとも共通しており、姿がよい葉巻だけに残念である。一応ハバナシガーである。このモンテクリスト・オープンは、いっそ「ハバヌド」と呼んでしまおうか。

Posted: June 1st, 2009   |   Category: キューバの葉巻 | ファーストイインプレッション